2026.01.22 【論文】加堂大輔准教授(情報数理学部)の論文がPhysical Review Dに掲載されました
【論文】加堂大輔准教授(情報数理学部)の論文がPhysical Review Dに掲載されました
加堂大輔准教授の論文“ Pinched geometries in 2D Lorentzian quantum Regge calculus”がPhysical Review Dに掲載されました。
重力を量子論の立場から理解しようとする量子重力は、現代物理学における最も重要で未解決な課題の一つです。
本研究では、テンソルネットワークという数値計算手法を用いて、量子重力理論の候補の一つであるローレンツ型量子レッジェ計算の模型を研究しました。
従来、この模型では空間が不自然につぶれてしまう「ピンチ幾何」が現れやすいことが難点とされてきましたが、テンソルネットワークを用いた数値計算により、この問題が抑えられることを示しました。
この結果は、ローレンツ型量子レッジェ計算から、なめらかな時空を記述する量子重力理論が得られる可能性を示すものであり、テンソルネットワークを量子重力研究に応用する新しい道を切り開く成果です。